不動産のデューデリジェンスを専門業者に依頼する場合、どのようなポイントで選べばいいのか、凄く難しいところです。やはり不動産を投資するという点では、大きなお金が動きますし、その不動産が投資するに値するかどうかということを調べてもらうだけでも、相当のコストもかかるということもあり、デューデリジェンスをしてくれる専門家を選ぶというのは、よほど注意を払って選択する必要があります。
このように不動産のデューデリジェンスのきちんと対応してくれる専門家を選ぶ5つのポイントがありますので、ご紹介します。
- デューデリジェンスの実績
- 専門性が高いかどうか
- ノウハウを出し惜しみしていないかどうか
- デューデリジェンスをする会社の経営が健全かどうか
- 担当者との相性
デューデリジェンスの実績
冒頭に書きましたが、不動産のデューデリジェンスを専門家に依頼をして、その作業をしてもらうには、大きなコストがかかります。したがって、客観的にきちんとデューデリジェンスをしてもらえるかどうかという点をチェックするポイントとしては、きちんと実績があるかどうかということです。特に重要なのは投資がきちんと成功しているのかどうかというところも、チェックをしておく必要があります。
専門性が高いかどうか
不動産のデューデリジェンスをする場合に、建物の評価や、取引事例の調査、地震リスク等、極めて高い専門性がないと出来ない調査です。したがって、不動産のデューデリジェンスを依頼する場合に、きちんと専門家を抱えているのかどうかを確認することはとても重要なことです。
ノウハウを出し惜しみしていないかどうか
不動産のデューデリジェンスをすると決めた場合には、まずは数社のほど声をかけてきちんとプレゼンをしてもらうようにしましょう。その時に必要なことはデューデリジェンスのコンサルティング会社が、ノウハウを出し惜しみしているかどうか、注意深くチェックする必要があります。ノウハウの出し惜しみをするということは、そのコンサルタントに情報源が枯渇してしまっている可能性もあります。実際にプレゼンをしてもらうことで、そのコンサルタントとの人となりがわかりますので、是非きちんとプレゼンをしてもらうようにしましょう。
デューデリジェンスをする会社の経営が健全かどうか
デューデリジェンスには、とても大きな作業になりますので、その調査をしてくれるコンサルタント会社自体がきちんと経営をしているかどうかというのはとても重要です。プレゼンの他に、そのコンサルタント会社のホームページや口コミ等などをインターネットでチェックする必要があります。
担当者との相性
最後はややベタなところになりますが、デューデリジェンスのコンサルタント会社との担当者やコンサルタントとの相性が合うのかどうかも大事です。
デューデリジェンスのコンサルタントとは、様々な局面に一日に何回も連絡を取り合う関係になりますので、コンサルタントが信頼できる相手であるとともに、相性の良い相手でないと、デューデリジェンスのプロセス自体が苦痛なものになります。コミュニケーションが悪く誤解が生じるような場合は、真に顧客の望むデューデリジェンスが実現できないこととなる可能性がとても高いといえますので、この点もきちんと検討する必要があります。
以上専門家を選ぶということは、きちんとしたデューデリジェンスの調査をしてもらうために必要なことですから、様々な分野でチェックをすることが必要です。